さて、今回は私がいつも見ているYouTube動画から、最近勉強したことを紹介したいと思います。
オリエンタルラジオの中田敦彦氏がやっている「YouTube大学」で『アンガーマネージメント(怒りのコントロール)』というものがありました。
怒りという感情は、どのようなメカニズムで発生し、それによる弊害、どのようにすれば自分でコントロールできるか等、すごくためになりました。
まず、怒りというのは何かの感情(一次感情)の次に起こる二次感情であるとのこと。
どーいうことかというと、
まず最初に悲しみ(自分の言っていることが、相手に伝わっていないと感じたような場合)や戸惑い(自分が当たり前と思っていることが、他の人では違うと気づいたような場合)、恐怖(自分の未熟さが、バレるかもしれないと感じたような場合)などの一次感情が起こり、その後怒りの二次感情が湧いてくるというメカニズムだそうです。
なので、怒っている人を見かけたり、自分が怒りそうになったら、今もしかして悲しいのかな? 怖がってるのかな?と冷静になって考えてみることが必要とのこと。
また、怒りは、上の人から下の人へ伝染するので、アンガーマジメント(怒りのコントロール)は、リーダーの立場の人にこそ必要なんです。
だれかがいつも怒っている職場は、雰囲気が悪いし、士気も上がらない。みんなびくびくして委縮してしまいます。
Googleの4年間にわたる社内調査によると、心理的安全性が保たれている職場は、圧倒的に生産性の向上が見られるとのこと。
心理的安全性とは、自己開示・自己表現・自己認識ができる職場のことです。
簡単に言うと自分が言ったことがみんなに認められ、お互いに気持ちよく、みんなで協力して物事が進められるような安心できる職場は、それだけで生産性が上がるとのこと。それも圧倒的にだそうです。
お金をかけたシステムや仕組みではなく、みんなの気持ちが大事である。
と私は理解しました。
そして、怒りを制御する方法については、短期的なものと長期的なものが3つづつ挙げられていました。
これを実践していくと、怒りにくい体になっていくそうです。
まず怒りの感情は一瞬で発生し、その後理性の感情が追いつくのに6秒かかるので、この6秒を他のことで時間を使って耐え忍べば、少し落ち着いて冷静になれる模様。
アンガーマネジメントの短期的な対応として、最初の6秒を稼ぐために何をすればよいかの1つ目は、100から3づつ数を引いていくことと説明されていました。あとの方法が気になる人は、自分で動画を探して見てください。
私も普段使っているExcel表が突然動かなくなったりしただけで、イライラして声を荒げてしまい場の雰囲気を悪くしていると気付く時があり、後からこっそり1人で反省してたりするので、怒りのコントロールは身に着けたい技能の1つです。
では、次回もありますように。
仕事をやっている姿がいつも楽しそうに見えるだけのおじさんより