本日は、昔読んだ本に仕事の報酬について書かれていたものがあり、それを勝手に紹介したいと思います。
まずレベル１は、『仕事の報酬は、お金である』とのこと。
これは、説明するまでもありません。
次にレベル２は、『仕事の報酬は、仕事である』とのこと。
これは、仕事をすればするほど仕事がやってくるということです。
なぜかと言うと仕事を頼む側は、この人なら確実に実行してくれるだろうと思って頼むのが、普通だからです。
危なっかしい人には最初から頼まないので、仕事のできる人は、どんどん仕事を頼まれて忙しくなります。でも仕事が早いので、どんどんかたづけてしまいます。スピードも上がり、スキルも向上、ノウハウも溜まっていきます。
最初はぜんぜん出来なかったことが、次第に要領がわかってきて上手くいくようになれば、楽しくなってくると思います。 仕事をどんどん頼まれるということは、それだけ信頼され頼りにされているので、自信を持っていいことだと思います。
大変な仕事や嫌な仕事を一方的に押し付けられたー、むちゃぶりされたーと感じてイライラする人もいるかもしれませんが、 これはその人の考え方や感じ方次第だと思います。
色々な仕事をやれば経験も増えるし、視野も広がるし、もっと効率的な方法を思いつくかもしれません。
もし仮に、ただただ忙しいだけの体験しか出来なかったとしても、その時はそう感じたとしても、私は人生において無駄なことなんてないと思っています。
きっと後で何かに活きてくると信じています。これは次のステップへの準備に違いないと。
さて、最終段階のレベル３は、『仕事の報酬は、人としての成長である』とのこと。
どんな仕事でもスムーズに仕事を進めていくためには、いろいろな力が必要です。
人との交渉力や判断力、臨機応変力、忍耐力、握力、超能力、協調性、心配り、チームワーク、気遣い、信念、段取り、 素直さ、根回し、思いやり、妥協、ユーモア、時には強引な力業、忘れてはいけない忖度、などなど。トータル的な人間力、神の力も （なんかバラバラですが・・。 ダブっているものもあるような）
その人が仕事を通して得た人間力は、どこまで高められるか。今まで生きてきた中で身につけた能力は、どれほどのものか。お金では買えないものばかりです。
私の残り少ないサラリーマン人生で、あとどれくらい成長できるかわかりませんが、納得して終わることが出来るようにしたいと思っています。
ゴールがどこだかわかりませんが、何がゴールかもわかりませんが。
'仕事をしている姿が楽しそうに見えるだけ'のおじさんより