さて、今回は夢についてお話したいと思います。
うちの子供がまだ幼稚園の頃、日曜日に車で出かけていると、ラジオのbayfmで自分の会社のCMをやっていました。
CMの最後に「夢を叶える会社、ちばぎんコンピューターサービスです」というフレーズが流れました。
そのとたん、子供が目を輝かせて「パパの会社は、みんなの夢を叶えてあげている会社なの?」と聞いてきました。
その時私は、「そーだよ。魔法で夢を叶えてるんだよ。」と言ったことがとても懐かしく思い出されます。
子供は、本気にしていました。まだ可愛かった時期です。
それから数年たち、小学生になった子供から、「パパの夢は、なあに?」と聞かれたことがありました。
自分の夢を書いてゆく宿題が出たので、私にも聞いてきたのです。
あまりに突然だったため即答できず、「ええっと、ねえ、、、」と言ったっきり固まってしまいました。
私は、ちょっとした衝撃を受けました。
なぜかと言うと、改めて『夢は?』って聞かれても、正直、何も無かったからです。
40過ぎのおじさんの夢って、なんだろうと思ったことをよく覚えています。
あれから10年以上経ちますが、「夢は?」と聞かれても、未だに「うーん?」となってしまいます。
家族が健康で普通に仕事ができることが、夢と言えるのか? 人生の目標だったのか?
当たり前の普通の生活が一番大事だとは、わかっているつもりですが。
ちなみに私の子供の頃の将来の夢は、宇宙飛行士でした。
みなさんの夢は、何ですか?また将来の目標は?
大人になって随分経った今、外出自粛で家にいることが増え、何もすることが無いと言っているなら、たまにはじっくり、これからの人生を考えてみてください。
人生は長いようで短いです。
何となく過ごしていても、時間だけはあっという間に過ぎてしまう。
そして、最後に人生の卒業を迎えます。
優しい人も、優しくない人も、意地悪な人も、暇な人も、忙しすぎる人も、天才も、立派な人も、そーでもない人も、 誰でも1度は確実に死にます。例外なく。
いつ死んでもいいように、あとで後悔しないように、常に死を意識して生きている人は少ないかもしれませんが、死を考えることは、今こうして生きていることや何気ない日常を大切に思う心に繋がると思います。
精一杯生き切る気概を持つことから、新たな夢や目標が見えてくるかもしれません。
では、次回乞うご期待。
仕事をやっている姿がいつも楽しそうに見えるけど、結構楽しんでいるおじさんより(本当は恥ずかしがり屋さん)