会社を出発した車両は、その後位置情報の確認や追跡することも困難になることがほとんどです。
車両の管理をする場合、デジタコ（デジタル式運行記録計）を利用すれば車両管理の把握ができますが、いわゆる「緑ナンバー」の運送業ではない、「白ナンバー」の営業用車両を多く持つ企業（当社もそうですが）は、費用が高く機能をフルに必要としないため、導入するか悩みますよね。
そこで今回、お手軽に車両管理ができる「SmartDrive Fleet（スマートドライブ フリート）」をご紹介します。
車両管理の必要性
社用車を運転するドライバーにおいては、安全運転の徹底について加害者にならないことはもちろん被害者にもならないことも重要で、万が一の時の即時対応が求められます。
特に、コロナ禍以降においては、直行直帰や在宅勤務など働き方の柔軟性を上げる事業者が増えており、それに伴い社用車が目に届かない場所に行くことが増えました。利用中に事故が発生した場合は適切に社用車が利用されていたか確認する必要があり、システムで管理していないと即時対応ができない場合があるため、車両の一元管理が必要となってきます。
「車両管理」と「デジタコ」とは
「車両管理」と「デジタコ」とは何でしょうか。
「車両管理」とは、事業者が保有する社用車やトラック等に関する業務全般のことをいいます。
各車両とドライバーの情報、運転日報の取りまとめ、車両の点検や定期的なメンテナンス、事故後の対応、各車両の稼働率の把握、運行管理、車両台数の最適化など、非常に多岐に渡ります。
「デジタコ」とは「デジタル式タコグラフ（デジタル式運行記録計）」の略称であり、車両に設置して使用するデジタル機器です。具体的には、車両の運行に関する情報（速度や走行距離、走行時間など）を、正確に記録する運行記録計を指しています。
※車両総重量が7トン以上または最大積載量が4トン以上の事業用トラックにはタコグラフの装着が義務づけられています
SmartDrive Fleetとは
SmartDrive Fleetとは、シガーソケットに挿すだけの手軽なデバイスや、高品質なドライブレコーダーから走行データを自動収集できるクラウド型の車両管理システムです。
※デジタコとは異なります
リアルタイム位置情報/走行履歴/安全運転診断/運転日報・月報など、車両管理に必要なさまざまな情報を活用できます。
SmartDrive Fleetの特徴
SmartDrive Fleetには、車両に関するさまざまな課題を解決できる以下の機能があります。
- 走行履歴・安全運転診断で走行経路・運転のクセを確認POINT
- 地図上にリアルタイムで車両の位置情報を表示し、現在の状況を把握
- 車両予約機能で車両のスムーズな利用調整
- ドライバーの業務ステータスを確認
- 各車両の稼働状況を確認
- 走行するだけで運転日報を作成
- 登録した場所への立ち寄りを自動通知
- 車検日や免許更新日などのリマインダー
特に、(１)走行履歴・安全運転診断機能は、ドライバー別の運転スコアが表示されるため、安全運転意識が高まり、運転技術の底上げ、そして交通事故削減につながります。
操作画面も直感的にわかりやすいデザインで、とても使いやすくなっています。
無料のスマホアプリもあり、日報の編集や乗務記録など便利な機能が揃っているので、管理者はもちろんドライバーの方の業務もサポートできます。
選べるデバイス
挿すだけですぐに始められるシガーソケット型デバイス、動画とセットで記録できるドライブレコーダーなど、お客様の用途に応じて最適なデバイスを選べます。
まとめ
「SmartDrive Fleet」は、他にもまだいろいろな機能をもっています。
社内にいながらさまざまな情報を知ることができ、日報の自動入力化など日々の業務の効率化も可能となっています。
白ナンバーの社用車を多く保有している企業にお勧めしたいサービスです。
まだ導入を迷っている、または検討中の方は、是非ご連絡ください。