AI inside 株式会社の文字認識AIを活用した、当社提供のサービス「CCSクラウド つかえるAI-OCR with AI inside」の文字認識精度をご紹介します。
(正答率が下がるように、再トライアルしたほうがいいのではと思うほど高い正答率となりました。)
AI-OCRとは、手書きの書類や帳票の読み取りを行いデータ化する技術のOCRにAI技術を組み合わせることで、文字の認識率が向上したり、帳票フォーマットの読み取り位置が自動抽出できるなど、より便利に簡単に利用できるサービスとなっています。
まずは準備
今回は、車輛日誌で試してみます。
下記の紙の帳票を、当社社員5名に配って手書きで記入してもらいます。
「CCSクラウド つかえるAI-OCR with AI inside」で読み込むために、書いてもらった帳票はスキャンし、pdfに変換しておきます。
ちなみに、「CCSクラウド つかえるAI-OCR with AI inside」は、PDFや画像ファイルでも対応が可能です。
「CCSクラウド つかえるAI-OCR with AI inside」読み取り設定
部署名を読み取るために読み取り範囲の設定を行います。設定は簡単で、まずは読み取りしたい枠の左上をクリック。次に、読み取りしたい枠の右下をクリックすると範囲の指定が完了します。
そして画面右側にある読み取り設定を行いつつ、「読み取りテスト」も行えます。正しく「企画」と読めていますね!
読み取りたい項目すべてにこの設定を行います。
「CCSクラウド つかえるAI-OCR with AI inside」読み取り結果
手書きの帳票内容
当社社員が記入した部分を抜粋してみました。
テストなので普段通りの(汚い)字で書いてとお願いしても、皆キレイに書いてしまうところに当社社員の真面目さを感じました。
結果
以下は、サービス内のベリファイ(データに誤りがないかをチェックする)画面です。上が記入した内容、下が読み取り結果となっています。見比べるのが簡単な構成になっています。
かすれ文字も正しく読めていますね。
クセ強めの字も読めています。
〇を付けた項目=読み取り結果「1」、〇を付けてない項目=読み取り結果「0」という結果で正しく判定されています。
たまに見かけるこんな「2」も読み取れています。
最後に読み取ったデータをそのままcsv形式でダウンロードしてみました。
結果、正答率は、98.4%でした。誤っていたのは以下の赤背景の1項目のみ。本当は「15」のところ「5」と読み込んでいました。
※csvファイルをそのままExcelで開いたので、「00」が「0」と表示されていますが、データとしては、「00」で保持されています。
今回のように日誌や日報、勤務状況を手書きで管理している会社はまだまだ多いのではないでしょうか。
また、取り込んだデータを皆さまの会社で既に利用している別のサービスへ連携することも可能なので、わかりやすく業務の効率化が図れると思います。
「CCSクラウド つかえるAI-OCR with AI inside」は30日間のトライアルプランも用意しています。お気軽に当社へお問合せ下さい。