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2021.05.12

ドライバーの正しい働き方をナビゲートする「乗務員時計」

業務パッケージ

ご存じの方も多いと思いますが、2018年6月に働き方改革関連法が成立し、2019年4月から改正労働基準法が施行されました。
「自動車運転業務」については2024年4月から「罰則付きの時間外労働の上限規制」が適用される中、運送業での長時間労働改善は急務となっております。

また、運送業界には一般労働者に適用される「労働基準法」とは別に「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準(改善基準告示)」という詳細で複雑な「拘束時間や運転時間等」の基準も定められています。

「乗務員時計」はその名のとおりドライバー(トラック・バス・タクシー乗務員)の労働時間を管理して労働基準法や改善基準告示の違反を未然に防ぐためのクラウド型リアルタイム労務管理支援システムです。

運送会社のドライバーが出勤から退勤するまでの間、労働時間(改善基準告示含む)を遵守する為に必要な情報をリアルタイムに導き、ドライバー及び運行管理者へ伝える事により法令順守を促進する事が出来ます。
また、運行に関する業務の流れがシステムとして構築されることから、ドライバー及び運行管理者の個々の知識や経験(複雑な改善基準告示の理解度)などに影響を受けず、運行管理の平準化と効率化を実現しドライバー(トラック・バス・タクシー乗務員)の労働時間を管理して労働基準法の違反を未然に防ぐためのシステムになります。

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「乗務員時計アプリ」画面サンプル
Navisia 乗務員時計

ドライバーの長時間労働とそれによる事故の増加についてはニュース等でも報じられていることから、私もそのような認識を持っておりましたが、実際は想像以上の長時間労働が必要となる職種でした。

身近なところで例を挙げますと「路線バス」は早朝から深夜まで運行して朝晩の通勤・通学時は便数が多くなり昼間は少なくなります。
もちろん早番・遅番等のシフト勤務で対応するのですが、どうしても仕事中に「待機」という時間が発生するため「勤務時間(拘束時間)」は長時間になってしまうのです。
また「貨物輸送」についてもジャストインタイムの影響からか朝一番の納品と夕方の積込が増加した影響で「勤務時間(拘束時間)」は長時間になっています。

産業そして生活のインフラを支える運送業界のドライバーがこのまま長時間労働を続けて行くと、疲労による体調不良が原因となって交通事故や災害の発生も減少せず、ドライバーになろうとする人も不足してしまい日本の経済発展の妨げにもなってしまうと思います。

そこで「乗務員時計」を導入して頂く事で、「拘束・連続運転時間オーバー、休憩・休息時間、休日の取得等」について法令順守を図り、ドライバーが万全の体調で業務遂行が出来るようにサポート出来れば良いと思っています。

また「乗務員時計」の販売を通じて「ドライバー」の皆さまが労働基準法を守るためには、「荷待ち時間」の減少・「連続運転時間」防止のための休憩取得など私達(荷主・乗客)の理解・協力も必要という事も良く分かりましたので微力ながら協力出来たらと思います。

「Navisia 乗務員時計」の紹介をもっと見る

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