最近読んだ本に「アイスバーグ理論」というものが紹介されていました。アイスバーグとは氷山のことです。
氷山は、海面の上に出ている部分より海面下にある部分がとても大きいことは、皆さん知っていると思います。
仕事の結果や成果が海面の上の部分にあたるとすると、下には何があると思いますか？
これは大きく３層に分かれており、一番下の層は意識や思い、人生哲学とのこと。
その上に習慣や行動が乗り、海面直下は能力やスキルになる。
確かに自分の人生はこうしたい、こうなりたいという強い思いや意識がないと行動には繋がりません。一番根幹で大切な部分だと思います。
また、行動力があっても全然違う方向に突っ走っても結果には結びつかない。やり方も大事です。
でも、スキルやノウハウ等テクニック的なことを知っているだけで行動が伴わなければ、やはり結果は出ません。どれが欠けてもダメだし、みな大事です。
言われてみれば、当たり前じゃん、まあそうだよね、ということは、いくらでもあります。
でも、頭ではわかっていても、実際やっていないこと、出来ていないことも、いくらでもあります。
こういう系の話は、聞いたことがある、そんなことは知っている、だけでは意味がありません。やらないなら、知らないのと同じです。
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私は若い頃、自己啓発系やhow-to本が好きで、いろいろ読みました。
ただ、その時の自分の状況や興味の持ち方によって手当たり次第に読んできたので、系統立てて今読んでいるものは、全体の中のこの位置にあるものという意識をしていませんでした。
それぞれの関係性がよくわかった今なら、もっと理解を深めた読み方ができたのではないかと思います。もっと早く知っていればよかったなと感じました。
自己啓発系の本は心のビタミン剤みたいなもので、読んだ直後はやる気がみなぎっていますが、日々の雑用に忙殺され、いつの間にか内容なんて忘れてしまい、時間だけが過ぎてしまいます。
たまにノートにメモることもありますが、そのノートもいつの間にかどこかにいってしまい、大掃除の時なんかに突然現れたりして懐かしく思い出す感じです。
でもそんな中、それでも心に残っているものは、あります。私のブログの一番最初の回に掲載している「仕事の報酬の最終形は、人としての成長である」との言葉です。
この言葉を皆様に伝えたくて、ブログを始めました。
今では毎月１回の掲載が定着しつつありますが、無理やり記事を書き上げている回もあったり、なかったり・・。でも大丈夫。もうちょっと頑張ります。こうして記事を考えることによって、人生を見つめ直すのにちょうどいい時間を過ごせている感じなので。
さて今回の本題に戻りますが、仕事の結果や成果をさらに大きくしていくには、アイスバーグの各層をバランスよく成長させていかなくてはならないとのこと。
どれか１つだけ広げていってもダメで、バランスが大事だそうです。意識や思いを強固に、それに合わせて行動力や習慣も備え、スキルも磨き上げると、最後にはその道のプロフェッショナルになれます。
どうせやるなら、それぐらいまでいきましょう。きっと素晴らしい景色が見えるはず！
多分！
まあ責任は持ちませんが！
では、次回乞うご期待。
本当は仕事が忙しいのにバレるとなんか悔しいので、いつも余裕を装っているおじさんより